カテゴリ: Java 更新日: 2026/02/06

JavaのBufferedReaderクラスを完全ガイド!初心者でもわかる効率的なファイル読み取り

BufferedReader
BufferedReader

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Javaでファイルの内容を一行ずつ読み取る方法はありますか?」

先生

「ありますよ。BufferedReaderクラスを使えば、簡単かつ効率的にファイルを一行ずつ読み取ることができます。」

生徒

BufferedReaderはどんな仕組みで動いているんですか?」

先生

「このクラスは、内部にバッファを使って大量のデータを一度に読み込み、その後で効率的に処理します。基本的な使い方を見てみましょう!」

1. BufferedReaderとは?

1. BufferedReaderとは?
1. BufferedReaderとは?

BufferedReaderクラスは、Javaのjava.ioパッケージに含まれるクラスで、テキストファイルの内容を効率的に読み取るために使用されます。 特に、一行ずつ読み取る操作に適しており、大量のデータを扱う場合にも非常に便利です。

このクラスを使用することで、ファイル読み取り操作が簡単になるだけでなく、内部のバッファリングによってパフォーマンスも向上します。

2. BufferedReaderの基本的な使い方

2. BufferedReaderの基本的な使い方
2. BufferedReaderの基本的な使い方

以下は、BufferedReaderを使ってテキストファイルを一行ずつ読み取る基本的な例です。


import java.io.BufferedReader;
import java.io.FileReader;
import java.io.IOException;

public class BufferedReaderExample {
    public static void main(String[] args) {
        try (BufferedReader br = new BufferedReader(new FileReader("example.txt"))) {
            String line;
            while ((line = br.readLine()) != null) { // 一行ずつ読み取る
                System.out.println(line);
            }
        } catch (IOException e) {
            e.printStackTrace();
        }
    }
}

実行結果:


ファイル example.txt の内容が一行ずつ出力されます

上記のコードでは、FileReaderBufferedReaderでラップしています。readLine()メソッドを使用することで、一行ずつデータを効率よく読み取れます。

3. BufferedReaderを使う際のポイント

3. BufferedReaderを使う際のポイント
3. BufferedReaderを使う際のポイント
  • リソース管理try-with-resources構文を使うと、ストリームを自動で閉じることができます。
  • 大きなファイルの読み取り:内部のバッファリングにより、大容量ファイルの読み取りが効率化されます。
  • 例外処理IOExceptionの適切なハンドリングが必要です。

import java.io.BufferedReader;
import java.io.FileReader;
import java.io.IOException;

public class LargeFileReader {
    public static void main(String[] args) {
        String filePath = "largeFile.txt";
        try (BufferedReader br = new BufferedReader(new FileReader(filePath))) {
            String line;
            while ((line = br.readLine()) != null) {
                // データ処理
                System.out.println(line);
            }
        } catch (IOException e) {
            System.out.println("ファイルの読み取り中にエラーが発生しました: " + e.getMessage());
        }
    }
}

4. BufferedReaderと他のクラスとの違い

4. BufferedReaderと他のクラスとの違い
4. BufferedReaderと他のクラスとの違い

BufferedReaderは他のストリームクラスとどのように異なるのでしょうか?以下に主な違いを示します。

  • FileReaderとの違い:単独で使用する場合、FileReaderは効率が悪いですが、BufferedReaderはバッファリングでパフォーマンスを向上させます。
  • Scannerとの違い:Scannerは入力の解析に便利ですが、BufferedReaderはシンプルなファイル読み取りに特化しています。
  • InputStreamReaderとの違い:バイナリデータをテキストとして読み取る場合に使いますが、BufferedReaderは文字列データに適しています。

import java.util.Scanner;
import java.io.File;
import java.io.FileNotFoundException;

public class ScannerExample {
    public static void main(String[] args) {
        try (Scanner scanner = new Scanner(new File("example.txt"))) {
            while (scanner.hasNextLine()) {
                System.out.println(scanner.nextLine());
            }
        } catch (FileNotFoundException e) {
            e.printStackTrace();
        }
    }
}

Scannerはファイルだけでなく標準入力など様々なソースに使えるため、用途に応じて選択してください。

5. まとめ

5. まとめ
5. まとめ

この記事では、JavaのBufferedReaderクラスについて学びました。特に、ファイルを効率的に一行ずつ読み取る方法やBufferedReaderが他のクラスとどのように異なるかを解説しました。 BufferedReaderは大容量データの読み取りに最適で、リソース管理やパフォーマンスを考慮した設計がされています。

また、BufferedReaderと他のクラス(ScannerFileReaderなど)との違いを比較することで、それぞれの特徴や適した用途を理解することができました。 以下は、まとめとしてBufferedReaderを活用した応用的な例を紹介します。


import java.io.BufferedReader;
import java.io.FileReader;
import java.io.IOException;
import java.util.ArrayList;
import java.util.List;

public class BufferedReaderAdvanced {
    public static void main(String[] args) {
        String filePath = "data.csv";
        List<String[]> data = new ArrayList<>();

        try (BufferedReader br = new BufferedReader(new FileReader(filePath))) {
            String line;
            while ((line = br.readLine()) != null) {
                // CSVファイルの各行をカンマで分割して配列として保存
                String[] values = line.split(",");
                data.add(values);
            }
        } catch (IOException e) {
            System.out.println("エラー: " + e.getMessage());
        }

        // 読み取ったデータを出力
        for (String[] row : data) {
            System.out.println(String.join(" | ", row));
        }
    }
}

上記の例では、CSV形式のファイルをBufferedReaderで読み取り、各行をカンマで分割してリストに保存しています。このように、BufferedReaderは様々な形式のファイル処理にも活用できます。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

BufferedReaderはすごく便利ですね!ファイルを効率的に読み取れるのがわかりました。」

先生

「その通りです。特に大容量ファイルや一行ずつ処理したい場合に適しています。応用例として、今回のようにCSVファイルの処理にも使えますね。」

生徒

「他のクラスとの違いも理解できました。これで状況に応じて使い分けられそうです。」

先生

「その調子です!次回はBufferedWriterFilesクラスも学んで、ファイル操作の幅を広げましょう。」

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

JavaのBufferedReaderクラスとは、具体的にどのような役割を持つクラスなのですか?

JavaのBufferedReaderクラスは、java.ioパッケージに含まれている非常に重要なクラスの一つです。その主な役割は、テキストファイルなどの文字入力ストリームからテキストを効率的に読み取ることです。特に、内部に「バッファリング」という仕組みを持っており、ディスク上のファイルからデータを少しずつ読み取るのではなく、一度にまとまった量のデータをメモリ上に読み込んでおくことで、読み取り速度を劇的に向上させます。プログラミング初心者がテキストデータを一行ずつ取得したい場合に最も推奨される標準的な方法の一つと言えます。

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