カテゴリ: Spring 更新日: 2025/12/05

Spring BootのDevTools設定を完全ガイド!自動リスタートとLiveReloadで開発効率アップ

Spring BootのDevTools設定:自動リスタート/LiveReloadで開発効率化
Spring BootのDevTools設定:自動リスタート/LiveReloadで開発効率化

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Spring Bootでコードを変更したらすぐ反映されるようにできませんか?」

先生

「できますよ。Spring BootにはDevToolsという開発支援ツールがあって、自動リスタートやLiveReloadが使えます。」

生徒

「それ、すごく便利そうですね!使い方を教えてください!」

先生

「それでは、Spring Boot DevToolsの設定と使い方を順番に見ていきましょう。」

1. Spring Boot DevToolsとは?

1. Spring Boot DevToolsとは?
1. Spring Boot DevToolsとは?

Spring BootのDevTools(デブツールズ)は、アプリケーションの開発効率を上げるための便利な支援ツールです。特に以下のような機能が注目されています。

  • 自動リスタート:クラスやプロパティファイルの変更で自動的にアプリを再起動
  • LiveReload:HTMLやテンプレートを保存しただけでブラウザを自動リロード
  • キャッシュ無効化:テンプレートや静的リソースのキャッシュを無効に

これにより、開発中の反映待ち時間がなくなり、快適なコーディング体験が得られます。

2. DevToolsの依存関係を追加する

2. DevToolsの依存関係を追加する
2. DevToolsの依存関係を追加する

MavenやGradleでSpring Boot DevToolsを使うには、依存関係を追加する必要があります。

Mavenの場合はpom.xmlに以下を追加します。


<dependency>
    <groupId>org.springframework.boot</groupId>
    <artifactId>spring-boot-devtools</artifactId>
    <scope>runtime</scope>
    <optional>true</optional>
</dependency>

Gradleの場合はbuild.gradleに以下を追記します。


developmentOnly 'org.springframework.boot:spring-boot-devtools'

optionaldevelopmentOnlyを指定しておくと、本番環境には組み込まれないため安全です。

3. 自動リスタートの仕組みと動作条件

3. 自動リスタートの仕組みと動作条件
3. 自動リスタートの仕組みと動作条件

DevToolsを導入すると、Javaクラスやプロパティファイルを保存するたびに、自動的にアプリケーションが再起動されます。この仕組みにより、毎回手動で再起動する手間がなくなります。

ただし、以下のような条件でリスタートが発動します。

  • 再起動対象のパスはsrc/main/javasrc/main/resourcesに限られる
  • 一部の.jarや外部ライブラリは対象外
  • SpringApplication.runで起動している必要がある

保存してすぐに反映されない場合は、IDEのビルド設定も確認しておきましょう。

4. LiveReloadの有効化とブラウザ連携

4. LiveReloadの有効化とブラウザ連携
4. LiveReloadの有効化とブラウザ連携

DevToolsにはLiveReloadサーバーが組み込まれており、HTMLテンプレートや静的リソースを保存した際にブラウザが自動リロードされます。これにより、手動でブラウザを更新する手間がなくなります。

LiveReloadを使うには、以下の設定や準備が必要です。

  • ブラウザにLiveReload拡張機能をインストール(例:ChromeやFirefox)
  • IDEでHTMLや.jspを保存する

LiveReloadが有効になっていれば、変更を保存した直後に自動で画面が更新されます。

5. application.propertiesの設定例

5. application.propertiesの設定例
5. application.propertiesの設定例

DevToolsでは、いくつかの設定項目をapplication.propertiesで制御できます。以下はおすすめの基本設定です。


# LiveReloadを有効化(デフォルトでtrue)
spring.devtools.livereload.enabled=true

# 自動リスタートの有効化(デフォルトでtrue)
spring.devtools.restart.enabled=true

# 再起動対象外のパス(除外する場合)
spring.devtools.restart.exclude=static/**,public/**

# 開発用プロパティを外部ファイルで管理したい場合
spring.config.additional-location=classpath:/dev/

特にrestart.excludeを設定しておくと、静的リソース変更時の不要な再起動を防げます。

6. DevToolsが効かないときの確認ポイント

6. DevToolsが効かないときの確認ポイント
6. DevToolsが効かないときの確認ポイント

DevToolsを導入したのに動作しない場合は、以下の点を確認しましょう。

  • 依存関係がprovidedcompileOnlyになっていないか
  • IDEの自動ビルド設定がオフになっていないか
  • 設定ファイルのスペルミス
  • JARで起動している場合、再起動は効かない(開発中はIDEで起動)

特にEclipseやIntelliJ IDEAでは、自動コンパイルを有効にしないと反映されないことがあるので注意が必要です。

7. Spring Boot DevToolsの開発体験

7. Spring Boot DevToolsの開発体験
7. Spring Boot DevToolsの開発体験

DevToolsを導入することで、保存時にアプリが自動リスタートされ、HTMLやテンプレートの変更も即座にブラウザへ反映されるようになります。

毎回アプリを止めて再起動する煩わしさから解放され、よりスピーディーな開発サイクルが実現できます。特に、フロントとバックの両方を開発している現場では効果が大きく、Spring BootにおけるDevToolsの重要性は年々増しています。

初心者の方でも、今回紹介した設定をコピペするだけで簡単に導入できるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

まとめ
まとめ

Spring BootのDevToolsは、開発効率を向上させるために欠かせない便利な仕組みであり、自動リスタートやLiveReload、テンプレートキャッシュの無効化など、日々の開発を軽快にする要素が数多く備わっています。特にSpring Bootを使ったWebアプリケーションの開発では、画面を何度も更新したり、Javaクラスの変更反映を待つ場面が多いため、DevToolsを導入することで作業の流れが驚くほど滑らかになります。今回の記事では、DevToolsの依存追加から設定方法、動作条件、LiveReloadの使い方、application.propertiesによる制御、そしてトラブル時のチェックポイントまで幅広く確認してきました。 DevToolsの特徴として、自動リスタートはSpring Boot本体の起動処理を高速化し、毎回の変更反映が素早く行われるという大きなメリットがあります。とくにJavaクラスのビルドと反映を自動化することで、開発者が手動で再起動する時間を短縮し、集中力を途切れさせないまま開発を続けられる点が魅力です。また、LiveReloadを有効にすることでブラウザ側の反映も自動化され、HTMLテンプレートの調整やCSSの変更確認が非常にスムーズになります。フロントエンドとバックエンドが連動するページ開発では、この反応の速さが作業効率に直結します。 さらに、DevToolsではapplication.propertiesを使って細かな挙動を制御できるため、開発環境に合わせた柔軟な設定が可能です。不要な再起動を防ぐためのrestart.exclude設定や、開発用プロパティファイルの追加読み込み設定など、実務に役立つ要素も多く含まれています。IDEによっては自動ビルド設定が反映に影響するため、DevToolsが効かない場合にチェックすべきポイントを知っておくことも非常に重要です。 DevToolsの導入は簡単で、依存関係を追加するだけですぐ使えるようになります。特にMavenやGradleでの設定はシンプルで、開発専用の依存として扱えるため安心して利用できます。こうした構造はSpring Bootの「使いやすさ」を象徴する部分でもあり、初心者でも理解しやすく導入しやすい仕組みです。以下に、DevToolsの導入と設定を応用したサンプルプログラムを示します。

サンプルプログラム:DevToolsと設定ファイルの活用例


# DevToolsの基本設定
spring.devtools.restart.enabled=true
spring.devtools.livereload.enabled=true
spring.devtools.restart.exclude=static/**,public/**

# 開発用プロパティの追加読み込み
spring.config.additional-location=classpath:/dev/

@Controller
public class SampleController {

    @GetMapping("/message")
    @ResponseBody
    public String message() {
        return "ページ保存で自動更新されます!";
    }
}

このように、DevToolsとLiveReloadを組み合わせることで、テンプレートやコントローラの変更が即座に動作へ反映され、再起動の手間を最小限に抑えつつ開発を進めることができます。Spring Bootを使った開発では、短いサイクルで画面確認と修正を繰り返す機会が多いため、こうした効率改善は非常に重要です。DevToolsの正しい理解は、開発速度を高めるだけでなく、快適なコーディング体験にもつながり、学習段階の初学者にも大きく貢献します。 それでは、今回学んだ内容を先生と生徒の会話形式で振り返り、ポイントを整理してみましょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「DevToolsを導入するだけで自動リスタートが使えるなんて、とても便利ですね。変更反映がすぐに見えるのはありがたいです!」

先生

「そうでしょう。特にLiveReloadと組み合わせると、ブラウザ更新の手間も省けるので快適になりますよ。」

生徒

「application.propertiesで再起動対象外を設定できるのも便利ですね。静的ファイル変更で毎回リスタートされるのは避けたいです。」

先生

「その通りです。不要な再起動を減らすことで開発効率がさらに上がりますからね。」

生徒

「IDEの自動ビルドがオフだと反映されないという点も勉強になりました。原因を知らないと混乱しそうです。」

先生

「DevToolsは便利ですが、正しく動作させるには環境設定も大切です。今回の理解を活かして効率的な開発を進めてください。」

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