カテゴリ: Servlet 更新日: 2025/08/25
PR
独学でJavaを学んでいる方向け
「実務レベルに到達できるか不安」「1人だと詰まることが多い」場合は、 実践重視で学べる環境を一度確認しておくのも一つの手です。
EBAエデュケーション |学習内容・サポートを見る

JavaのPartクラスgetHeaderNamesメソッドを完全解説!初心者でもわかるServletでの全ヘッダー名の取得方法

PartのgetHeaderNamesメソッド
PartのgetHeaderNamesメソッド

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JavaのServletでアップロードされたファイルに、どんなヘッダーが付いてるか全部一覧で見たいんですが、できますか?」

先生

「それなら、javax.servlet.http.PartgetHeaderNamesメソッドを使えば、すべてのヘッダー名を取得できますよ。」

生徒

「へぇ、そんな便利なメソッドがあるんですね!どうやって使えばいいですか?」

先生

「それじゃあ、ServletでPartを使って、全ヘッダー名を取得する方法を詳しく見ていきましょう。」

1. Java Servletとは?

1. Java Servletとは?
1. Java Servletとは?

JavaのServlet(サーブレット)は、Webサーバー上で動作するJavaプログラムで、javax.servletパッケージに含まれています。HTTPリクエストを受け取り、処理し、HTTPレスポンスを返すのが主な役割です。フォームデータの送信やファイルアップロードなど、Webアプリケーションの中心的な処理を担います。

2. Partインターフェースの概要

2. Partインターフェースの概要
2. Partインターフェースの概要

javax.servlet.http.Partインターフェースは、Servletでファイルアップロードなどのマルチパートリクエストを処理するためのインターフェースです。アップロードされたファイルやフォームデータの各部分(パート)を表し、ファイル名やサイズ、コンテンツタイプ、ヘッダー情報などを取得することができます。

PR

将来を見据えて、+αのスキルを身につけたい方へ

JavaやLinuxを学んでいても、「このままで市場価値は上がるのか」 「キャリアの選択肢を広げたい」と感じる方は少なくありません。

AIを学ぶならアイデミープレミアム

3. getHeaderNamesメソッドとは?

3. getHeaderNamesメソッドとは?
3. getHeaderNamesメソッドとは?

getHeaderNames()メソッドは、Partに含まれるすべてのヘッダー名をCollection<String>として返します。このメソッドを使うことで、どんなヘッダーが含まれているのかを一覧で取得することができます。取得したヘッダー名を使って、それぞれのヘッダー値も確認できます。

4. getHeaderNamesメソッドの使い方

4. getHeaderNamesメソッドの使い方
4. getHeaderNamesメソッドの使い方

以下は、getHeaderNamesメソッドを使って、すべてのヘッダー名とその値を出力するJava Servletのサンプルです。


import java.io.IOException;
import java.util.Collection;
import javax.servlet.ServletException;
import javax.servlet.annotation.MultipartConfig;
import javax.servlet.http.HttpServlet;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.http.HttpServletResponse;
import javax.servlet.http.Part;

@MultipartConfig
public class HeaderInfoServlet extends HttpServlet {
    protected void doPost(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
            throws ServletException, IOException {

        Part filePart = request.getPart("file");
        Collection<String> headerNames = filePart.getHeaderNames();

        for (String name : headerNames) {
            String value = filePart.getHeader(name);
            response.getWriter().println(name + ": " + value);
        }
    }
}

5. 実行結果のイメージ

5. 実行結果のイメージ
5. 実行結果のイメージ

上記のServletを実行すると、次のようにアップロードされたファイルのヘッダー情報が表示されます。


content-disposition: form-data; name="file"; filename="example.png"
content-type: image/png

このように、getHeaderNamesを使えば、どのヘッダーが付いているかを簡単に確認できます。

6. すべてのヘッダー値を表示するには

6. すべてのヘッダー値を表示するには
6. すべてのヘッダー値を表示するには

getHeaderNamesで取得した名前を使って、getHeadersを呼び出すことで、同じヘッダー名に複数の値がある場合もすべて出力することができます。


Collection<String> headerNames = filePart.getHeaderNames();
for (String name : headerNames) {
    Collection<String> values = filePart.getHeaders(name);
    for (String value : values) {
        System.out.println(name + ": " + value);
    }
}

7. HTMLフォームの設定方法

7. HTMLフォームの設定方法
7. HTMLフォームの設定方法

Servletでファイルアップロードを行うには、HTMLフォームにenctype="multipart/form-data"を設定する必要があります。設定がないとPartとしてデータを取得できません。


<form action="upload" method="post" enctype="multipart/form-data">
    <input type="file" name="file">
    <button type="submit">アップロード</button>
</form>

8. Partで取得できる主なヘッダーの種類

8. Partで取得できる主なヘッダーの種類
8. Partで取得できる主なヘッダーの種類

Partインターフェースを使うと、以下のような代表的なヘッダーを取得できます。

  • content-disposition:フォームフィールドの名前やファイル名の情報
  • content-type:アップロードされたファイルのMIMEタイプ
  • content-length:ファイルのサイズ情報

これらのヘッダー情報は、アップロードされたファイルをサーバー側で適切に処理するために非常に重要です。

9. Servletでのヘッダー確認はバリデーションにも活用できる

9. Servletでのヘッダー確認はバリデーションにも活用できる
9. Servletでのヘッダー確認はバリデーションにも活用できる

アップロードされたファイルが許可された種類であるか、サイズが制限を超えていないかなどを判定する際にも、getHeaderNamesで取得したヘッダー情報が活躍します。ヘッダーを調べて、想定外のファイル形式や不正なデータを検出するバリデーション処理を行うことで、安全性の高いWebアプリケーションを構築できます。

サーブレットやJSPの基礎を体系的に理解したい人には、 定番の入門書がこちらです。

スッキリわかるサーブレット&JSP入門をAmazonで見る

※ Amazonアソシエイト・プログラムを利用しています

カテゴリの一覧へ
新着記事
PR

JavaやLinuxの検証環境に
低コストで使えるVPS

Thymeleafのth:blockの使い方を完全ガイド!初心者でもわかるテンプレートブロック管理
Thymeleafのth:selected属性の使い方を完全解説!初心者でもわかるセレクトボックス選択状態の指定方法
Spring MVCのルーティング設計をマスター!初心者向け@GetMappingと@PostMappingの基本と命名ルール
JSPのコメントタグとHTMLコメントの違いを徹底解説!初心者向けわかりやすい使い分け講座
PR 未経験からITエンジニアを目指す方へ

Javaを学んでいるけど、「このまま未経験で就職できるか不安」という20代向け。 学歴不問・無料サポートの就職支援という選択肢があります。

Tamesy |無料で面談予約
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Spring BootとJavaの互換性一覧!3.5/3.4/3.3はJava 21・17に対応してる?
No.2
Java&Spring記事人気No2
JavaのArrayListクラスとgetメソッドを完全解説!初心者でもわかるリストの要素取得
No.3
Java&Spring記事人気No3
JavaのIntegerクラスparseIntメソッド完全ガイド!初心者でもわかる文字列から数値変換
No.4
Java&Spring記事人気No4
Spring BootのJakarta移行ガイド!初心者向けjavax→jakarta変更ポイント徹底解説
No.5
Java&Spring記事人気No5
Thymeleafのth:classappend属性の使い方を完全ガイド!初心者でもわかる動的クラス追加
No.6
Java&Spring記事人気No6
JavaのIntegerクラスの使い方を完全ガイド!初心者でもわかる整数操作
No.7
Java&Spring記事人気No7
JavaのHttpSessionを徹底解説!初心者でもわかるセッション管理の基本
No.8
Java&Spring記事人気No8
Springの@Componentアノテーションの使い方を徹底解説!初心者でもわかるSpring Boot入門
PR

ローカルPCに依存しない開発環境という選択肢

Java・Linuxの検証や学習環境を、クラウド上ですぐに用意できます。

Java入門

Javaの基礎を体系的に学びたい場合は、文法だけでなく 「なぜそう書くのか」まで丁寧に解説されているため、 初心者でも理解しやすい定番の1冊です。

スッキリわかるJava入門 第4版

※ 紙の書籍・電子書籍どちらでも購入できます

Java実践

ジェネリクス、enum、シールクラスなどの型設計から、 関数型プログラミング(ラムダ式・Stream API)、 JVM制御やリフレクション、外部ライブラリの活用までを扱っており、 「Javaを使えるレベル」へ進むための内容が網羅されています。

スッキリわかるJava入門 実践編 第4版

※ 紙の書籍・電子書籍どちらでも購入できます

Spring入門

Spring Frameworkの全体像から、 Webアプリ開発で必要となる主要機能までを 体系的に解説している定番の入門書です。

Spring徹底入門 第2版 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発

※ 紙の書籍・電子書籍どちらでも購入できます

PR 実務経験のあるエンジニア向け

Javaなどの実務経験があり、次のキャリアを検討している方向け。 IT・ゲーム業界に特化した転職支援サービスという選択肢もあります。

転職ボックス |IT・ゲーム業界専門